入学

編入生にとっての入学式も新入生にとっての入学式もなんら変わりはありません.席が分けられているわけでもなく説明会が別なわけでもない.

 

新入生向けの説明会が終われば編入生を対象とした説明が余分にあるということだけですかね.入学式の次の日からはキャンパスツアーなんてものはなく普通に3回生と同じ日常が待っています.サークルや部活の勧誘期間なども始まりますが,どう見ても新入生には見えないみたいで自分から話しかけないとビラなんか1,2枚しかもらえません.実際に新入生なんか高校生にしか見えません.

 

私は親切なヨット部の方が声をかけてくれたので編入の話で盛り上がって学校のマル秘情報などもいろいろ教えてもらいました.私は弓道部に入ることをほとんど決めていたのでブースなどもほとんど行きませんでしたし,説明もほとんど聞いていませんでした.ですが興味のないサークルや部活でもバシバシ話を聞いて情報をたくさん仕入れておきましょう,後々苦労します.「いや,私は絶対〇〇サークルに決めてるからいいんだ!」と思っている人もいるかと思いますが情報はまじで仕入れておいて損はないです.私がなぜ苦労したのかを教えましょう.

 

私は高専時代に弓道をしていて,部活動としての弓道も好きでしたが純粋な武道としての弓道が好きでした.それ以外にアルティメットというスポーツも趣味としてあります.アルティメットは社会人チームに所属していて学校以外にもできる環境がありました.しかし,弓道は大学しかできる環境がなく今しかできないということで弓道部に決めていました.だからブースも弓道部のものしか見ていませんし他のサークルの情報をなにも握っていませんでした.今時はツイッターやインスタグラム,校内掲示板もあるので情報が落ちているっちゃ落ちてはいるんですが情報を集めるのは意外と難しいです.

 

とりあえず2週間ほど弓道部で過ごしてみました.私の大学は150年ほどの歴史があり,弓道部は創部から120年ほどでした.なので変な伝統などが残っていました.体育会という大学の団体に所属している部活ということも相まってルールは厳しく上下関係なども厳しかったです.

私は留年も浪人もしていない3回生なのに入部したら扱いは1回生と同じでした.まあその弓道部独自のルールや仕事を覚えないといけないので当然かといえば当然なのですが自分より学年も年も下の連中にため口で声を掛けられ,自分は敬語を使わなくてはならない.そこまでするなら徹底して後輩を演じてやろうとおもっていたのですが同期であるはずの1回生たちは年上だからという理由で敬語を使ってくるし,気を許せる(?)仲間が全くといっていいほどいませんでした.

 

こういった理由もあってサークルではなく部活に入ろうと考えている人はもっとじっくり考える期間を設けたほうがいいかもしれません.もちろん部活によってそんな変なルールなどないものもあると思いますが,私は失敗しました.失敗しつつも最初は今後の編入生のためにルールを変えてやろうとか考えましたが,120年近くも続いたルールを変えるのは苦労するみたいです.そんなに長く続いた部活であれば組織としてのパワーも強くルールを変えようとすればOBからどんな顔をされるかわかったもんじゃありませんからね.

 

まだ私は弓道部をやめるかアルティメット部に入るかを決めていませんが近いうちに結論を出そうと思っています.

 

こんなにも情報収集を怠ってしまったことは情報工学の分野で勉強しているものとして失格ですね.今後のためのいい教訓になりましたよ.とても.身に染みてます.

 

みなさんも情報収集はしっかりして部活や学校選びは慎重に行ってくださいね.まあ学校選びに関しては私は失敗したとは思っていませんがね.

 

今回はこのくらいにしておきましょう.ではまた次回.