続・就職か編入か

前回は就職について書きました。

 

今回は編入について書きます。

 

みなさんが高専に入学したときにクラスの上位10-15人程度が進学してそれ以外が就職するという説明を受けたかと思います。私は受けました。

ですがピンキリです。成績が下から数えた方が早いような人でも頑張って進学する人もいますが、席次3番とかの人でも就職する人もいます。

教授や担任に「編入やめとけ」とか言われても諦めずに自分が編入したい気持ちをプレゼンしましょう。

 

前の記事に書いたように就職にも編入にもメリット、デメリットがあります。

編入のメリットとしては大学卒の経歴がつくことですかね、その代わりに高専卒のブランドは消えます。学歴ロンダリングってやつですね。

編入のデメリットは、就活をしないといけないことです。高専から就職する場合就活なんてものありません。即採用ですからね。茶番就活です。編入して大学に入ってしまうとふつうの大学生と一緒に自分を会社に売り込まないといけません。

特に理系では大学院まで行かないと高専と比べたらグッと就職率が下がります。よく考えて進路を選びましょう。

 

正直編入試験なんか学校によって日程がバラバラなので受け放題です、必ずどこかには引っかかります。(私は挙句私立でしたが)

 

まあ必ずどこかには引っかかるとは言ってても大学をなめてはいけません。なかなか難しいです。もちろん年度によって傾向などもガラッと変わるので過去問などもアテにしてはいけません。出題される問題の難しさの指標程度に見ておきましょう。

 

たしかに問題は難しいのですが、編入試験のいいところは自分がこれまで勉強してきたことに特化した問題が出題される場合がほとんどだからです。私は情報系学科志望だったので英語、数学、専門あたりしか勉強していません。物理、化学、生物、国語などの勉強をしなくていいところがいい点かもしれません。試験に出てくる問題の9割は高専生活で一度は聞いたことのある単語で構成されているので少し勉強すれば専門教科はいい点数が見込めるでしょう。

 

専門教科の勉強の仕方としてはとにかく1年生の教科書からすべての単語を書き出してその意味と使いかたを復習することですね。基本的には4年生までの単語だけで十分ですが、5年生で勉強する単語に関しては面接で口頭で答えさせられる可能性があります。しっかり覚えておきましょう。

 

英語は気合。

学校によってはTOEICの点数を提出して英語免除のところもあるのでTOEICも事前に受けといたほうがいいです。

 

数学は編入の参考書が出ているのでそれをゴリゴリ解くといいかと思います。

 

正直高専からの就職組と編入組では余裕が全然違います。編入組は遅い人は秋まで進路が決まりませんし夏休みを人によってはあってないようなもんです。就職組はすぐに決まって遊び放題なのでとても羨ましかったです。

 

まあ遊び放題羨ましくても進学したかったんですがね。大学というところに行ってみたかったし。

 

編入についても言えることはもう特にないんで今回はこのくらいにしておきましょう。では、また次回。